外壁塗装の重要な下地処理
外壁塗装をする前に下地処理や下地補修をしっかりと行うことで、外壁塗装の仕上がりや耐久性が向上します。 ここでは、下地に関する用語についてご紹介します。
【ケレン】
塗装工事では、さび落としや旧塗膜の除去など下地調整することをいいます。
【下地処理】
素地の補修などをして、塗装の出来るようにする作業のことです。
【下地調整】
下地の乾燥、汚れ、付着物の除去、穴埋め、吸い込み止めなどのためにシーラーを塗るなど、 施工に適するよう下地をあらかじめ整えることをいいます。
【下地補修】
施工するに当たって外壁の素地面に行う補修工事で、凸凹や亀裂、欠損、目違い、豆板など を削ったり埋めたりする作業です。
【クラック】
ひび割れのことで、乾湿または温度変化によって起こる割れ目です。 割れが底部にまで達しているものをクラック、一方表面または中層でとどまっているものを ヘヤクラックと呼びます。
【クラックコーキング】
外壁のクラックは雨漏りの原因になります。 それを防ぐため、塗装する前の処理として外壁のクラックをウレタンなどのコーキング材で 埋めておきます。 細いクラックなら下塗りをした時に埋まりますが、大き目のクラックは予め埋めておく必要 があります。 但しコーキング材をたくさん塗り付ければよいと言うものではなく、あまり使いすぎると、 その部分が上塗りした後に目立つようになってしまいます。
【高圧洗浄】
高圧洗浄機で加圧した高圧水をノズルから噴射し、衝撃力を利用して外壁に付着した埃など 洗い落として塗料の密着をよくするために行います。 ただ水で壁を濡らすだけでなく、しっかり洗い落とす必要があります。 古い木造住宅の場合、水をかけ過ぎると窓廻りから水が侵入することがあるので要注意です。 マンションなどでも電気BOX、設備類に水をかけ過ぎると停電を引き起こします。